先日こちらの記事で4月18日に北海道夕張市の石炭博物館で発生した模擬坑道の火災について書きました。
火災被害の夕張市石炭博物館の修復費をふるさと納税による寄附で募集開始

火災の被害を早急に復旧させるための費用を、ふるさと納税を利用して寄附の募集を始めたというニュースでした。

しかし、火災は今だ消火には至らず、今後の見通しが立たない状況であることから、4月23日夜に、寄附の募集はいったん中止すると発表されました。

坑道火災への寄附中止に関する夕張市のコメント

 

4月23日、ふるさとチョイス上に掲載された夕張市からのコメントを下記に引用します。

夕張市石炭博物館の模擬坑道火災に係るふるさと納税募集の停止について(お詫び)

 この度の夕張市石炭博物館模擬坑道の火災につきましては、全国の皆様にご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
 また、火災に際しまして多大なる応援のお言葉をいただきましたこと、大変感謝いたしております。

 平成31年4月18日の深夜に模擬坑道で火災が発生しました。本市の模擬坑道は、地下で実物の炭層や採掘機械に触れることができる貴重な施設となっており、登録有形文化財にも指定されている夕張の歴史を伝える象徴的な施設です。そのため、火災からの早期復旧に向け、全国の皆様からご協力をいただくべく、4月19日よりふるさとチョイスでご寄附の募集を開始させていただきました。本日までに多くの方々からご協力をいただいており、皆様には大変感謝をいたしております。
 しかしながら、模擬坑道は、現在も坑道を水で満たす窒息消火を目指して注水活動にあたっているところであり、当初の見込みよりも消火活動が長期化している状況となっております。そのような中で、今後の見通しが不透明であることから、坑道の在り方等について慎重に議論した上で、改めてふるさと納税を活用させていただくかをどうかの判断を行うことが適切であると判断いたしました。

 こうした経緯を踏まえまして、ここで一度、ふるさとチョイス上での本模擬坑道火災に係るふるさと納税の募集を停止することといたします。

 大変心苦しいところではありますが、4月19日から本日までにいただきました【(オ)歴史的に貴重な炭鉱遺産の伝承及び保全に関する事業】に係る皆様のご寄附の申し出につきましては、誠に勝手ながら市において原則キャンセル(返金)させていただきたく存じます。

 なお、ご寄附を模擬坑道の修復以外の使い道として【(オ)歴史的に貴重な炭鉱遺産の伝承及び保全に関する事業】を選択された方につきましては、大変お手数をおかけいたしますが、4月25日(木)午後5時30分までに、夕張市企画課(メールアドレス:ybrkai@city.yubari.lg.jp)までその旨ご連絡いただいた場合は、キャンセルとせずにご寄附をお受けさせていただきます。

 この度は、皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。 今後とも夕張市が皆様に応援していただけるよう、魅力あるまちづくりに努力してまいりますので、本市のふるさと納税を活用した様々な事業の取組みについて、引き続き皆様からのご協力をいただければ幸いに存じます。

[4月23日 夕張市]

原文はこちらでご覧いただけます。
ふるさとチョイス:北海道夕張市「夕張市からのご案内」

ニュースによれば、修復自体を断念する可能性もあるとのことですが、時間がかかったとしても再開できる日が来ることを願っています。