2015年の年末くらいから盛り上がりはじめて
その後急速に広がってきたふるさと納税ですが
当時、テレビCMでふるさと納税といえば
おそらく「さとふる」だったと思います。
逆に、「さとふる」以外のふるさと納税サイトの名前を
テレビで観る機会は少なかったのではないでしょうか。
(個人の感想です・・・)
ところが、2018年になって事情が変わってきました。
2018年のふるさと納税サイトのCM事情
登録自治体数No.1の「ふるさとチョイス」が
さとふるを凌駕するほどの勢いで
CMを放送しまくっています。
女優の吉田羊さんが出ているこのCMを
目にしたことのある方は多いはずです。
↓
(現在は非公開になっています)
一方、さとふるの今年のCMは、東京03のコント仕立てのものです。
↓
さとふる
個人的には好きですがCMのインパクトとしては
ふるさとチョイスに負けているような気もします。
そして、ふるさとチョイスだけでなく
楽天ふるさと納税まで
新たにテレビCMの放送を開始しました。
劇団ひとりさんが出演しているこちらが
初めてのCMだそうです。
↓
(現在は視聴できません)
楽天ふるさと納税
継続的に新しいテレビCMが作られていくのでしょうか。
他にも「ふるなび」も中条あやみさんを使ったCMが
大変話題になっています。
ふるさと納税サイトのCMが増えた理由を考える
ふるさと納税サイトから寄附できる自治体は
ずっと増え続けています。
また、返礼品の還元率3割という基準が
より厳格に適用されていく流れであっても
ふるさと納税サイトのCMは増えています。
ふるさと納税サイトを運営する会社にしてみれば
ふるさと納税が増えれば増えるほど
自治体からの手数料収入が増えます。
そこで一気に認知度を高めて
より収入を増やそうとするならば
広告が増えるのは必然なのかもしれません。
ただ、お金の流れの仕組みを考えると
元はといえば私たちの収めた税金を原資として
繰り返しテレビCMが放送されているわけです。
制度として国が用意したものですから
納税者は最大限利用すればよいと思います。
ただ、この記事を書きながら
ふるさと納税という仕組みについては
今後もよりよい制度になるように
改善を続ける必要があるのだろうと
そんなことを思いました。