ふるさと納税の寄付額が急増しはじめた2016年に大人気だった返礼品のひとつ、NEC/レノボのノートパソコンは2017年以降返礼品から姿を消してしまいましたが、2019年9月に復活しました!
この記事ではふるさと納税の返礼品として復活したNEC/レノボのパソコンについてまとめます。
→ふるさと納税の返礼品として選べるNECのパソコンは?
ふるさと納税の返礼品として選べるレノボのパソコンは?
山形県米沢市のふるさと納税の返礼品にNEC・レノボのパソコンが復活
NECとレノボブランドのノートパソコンをふるさと納税の返礼品として提供しているのは山形県米沢市です。
山形県米沢市にはNECパーソナルコンピュータ(NECPC)米沢事業場があり、NEC/レノボブランドのノートパソコンが生産されています。
今回、ふるさと納税の返礼品として復活したのは、米沢市同様に市内にパソコンを製造している工場を持つ、長野県安曇野市(VAIO、エプソン)、長野県飯山市(マウスコンピュータ)が新制度実施後も返礼品としてパソコンを提供していることが背景にあったものと想像します。
安曇野市、飯山市ともに再審査対象にもなっていないことからも、還元率さえ3割以内に抑えれば地場産品扱いとして返礼品にしても総務省からも問題にはされないと思われます。
いずれにしても、返礼品にパソコンをと考えていた方には朗報といえるのではないでしょうか。
山形県米沢市のふるさと納税返礼品でパソコンを入手するには
山形県米沢市のふるさと納税返礼品としてパソコンをいただくには、ふるさと納税サイト「ふるなび」で手続きをする必要があります。
ふるなびの山形県米沢市の返礼品一覧ページはこちら
米沢市で提供されているパソコンの機種と寄附金額は以下の通りです。
商品名をクリックすると詳細ページをご覧いただけます。
機種名 | 寄附金額 | 還元率 | ブランド |
---|---|---|---|
NEC LAVIE Direct NS | 460,000円 | 34% | NEC |
ThinkPad X390 | 570,000円 | 46% | Lenovo |
NEC LAVIE Direct NEXT | 960,000円 | 30% | NEC |
NEC LAVIE Direct PM | 990,000円 | 29% | NEC |
ThinkPad X1 Carbon | 990,000円 | 34% | Lenovo |
還元率を求めるためのパソコンの市場販売価格は、NEC/レノボの公式オンラインショップで同じ仕様にカスタマイズして算出した価格を使っています。
ThinkPad X390の還元率のみ基準を大きく超えて40%超の還元率になっていますが他のモデルは3割前後に設定されています。
いずれのモデルも数量限定になっているので、お早めにご確認ください。
山形県米沢市のふるさと納税返礼品でパソコンを入手できる年収の目安は?
ところで、ふるさと納税新制度では返礼品の還元率は3割までとされているため、パソコン類を返礼品にするために必要な寄附金額も必然的に高額になってきます。
そこで、米沢市から提供されるノートパソコンを返礼品として選ぶことができる年収(給与収入)のおおまかな目安をこちらの早見表で見ると、すごいことがわかりました。
→出典:ふるさと納税サイト「au PAY ふるさと納税」:控除上限金額 早見表
寄附金額460,000円のNEC LAVIE Direct NSの場合、どの家族構成においても収入の目安は概ね1800万円~1900万円となります。
寄附金額が90万円を超える3機種では、3,000万円程度の年収が必要です。
ここまで収入が必要となると、一般のサラリーマンにはかなり厳しい金額になりますね・・・・
まとめ
山形県米沢市のふるさと納税返礼品に、およそ2年ぶりにノートパソコンが復活しました。
給与収入が最低でも約1800万円ほど必要ですので、実際に寄附できる方は限られてしまうかもしれません。
しかし、返礼品としてパソコンを考えていた方にとっては選択肢が一つ追加されたことになります。
スペックもかなり高い機種になっているので、VAIOやマウスコンピューターの機種とも比較してみることをおすすめします。