ふるさと納税の人気返礼品のひとつであるパソコンは、今月もノートパソコンを中心に複数の機種から選ぶことができます。
そこで、2022年5月現在、返礼品としてもらえるパソコン全機種をご紹介します。
なお、還元率についてはモデルチェンジやふるさと納税向けの特注品で市場価格が不明なものがあることなど、正確な割合を算出することが難しいため掲載しておりません。
ふるさと納税でもらえるパソコン一覧【2022年5月】
現在、返礼品として選べるパソコンをメーカー別に整理しました。
VAIO
VAIOブランドのパソコンは、現在はパソコン部門を分離独立して発足したVAIO株式会社製に変わりましたが、今も人気のあるブランドのひとつです。
VAIOのパソコンを提供している長野県安曇野市がふるさと納税の受付を再開しました。現在選べるモデルは以下の通りです。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
640,000円 | 長野県安曇野市 | |
720,000円 | 長野県安曇野市 | |
740,000円 | 長野県安曇野市 | |
820,000円 | 長野県安曇野市 | |
1,990,000円 | 長野県安曇野市 |
各機種の詳細はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるVAIOのパソコンは?
マウスコンピューター
乃木坂46のCMでおなじみのマウスコンピューターは、高機能、低価格で一般用やビジネス用はもちろん、ゲーミングパソコンなど、幅広く人気を集めています。
各機種の詳細はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるマウスコンピューターのパソコン/タブレットは?
NEC
40代以上の方ならNECといえば「PC-98」シリーズの印象が強いと思います。私が初めて購入したパソコンも、実はPC-98シリーズでした。
現在は家庭用パソコンとして「LAVIE」ブランドを展開しており「98」という名前は残っていません。
ふるさと納税では、LAVIEブランドのノート・デスクトップパソコンが選べます。
各機種の詳細はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるNECのパソコンは?
レノボ
レノボは香港に本店を置くパソコンメーカーですが、2004年にIBMのPC部門を買収し、IBMを代表するブランドだった「ThinkPad」も引き継ぎました。
日本で販売されているレノボブランドのパソコンは、レノボ・ジャパングループのNECパーソナルコンピュータ(株)の米沢事業所(山形県米沢市)で開発・製造されています。
各機種の詳細はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるレノボのパソコンは?
エプソンダイレクト
エプソン製品の公式通販サイトがエプソンダイレクトです。エプソン製のパソコンは店舗での扱いが少なく、東北、九州、北海道では取扱店舗がありません。
他地域では、関東はビックカメラ、それ以外はエディオンのみで、見積もりや注文が可能です。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
450,000円 | 長野県喬木村 | |
Microsoft Office Personal2019搭載 | 470,000円 | 長野県喬木村 |
490,000円 | 長野県喬木村 | |
14型モバイルノートPC | 490,000円 | 長野県喬木村 |
14型モバイルノートPC【Microsoft Office Home&Business2021搭載】 | 520,000円 | 長野県喬木村 |
540,000円 | 長野県安曇野市 | |
640,000円 | 長野県安曇野市 | |
650,000円 | 長野県安曇野市 | |
1,050,000円 | 長野県安曇野市 |
各機種の概要はこちらの記事もご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるエプソンダイレクトのパソコンは?
サードウェーブ
サードウェーブは中古PCの買取販売で知られる「ドスパラ」の運営会社で、現在は新品のパソコンも開発・製造・販売しています。
ノート、デスクトップ、タブレットと複数のタイプのパソコンから選べます。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
128,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
182,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
302,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
324,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
255,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
355,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
132,000円 | 神奈川県綾瀬市 | |
144,000円 | 神奈川県綾瀬市 |
各機種の概要はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるサードウェーブのパソコンは?
富士通
かつて、NECのPC-88、98シリーズと並ぶ国産パソコンの代表だった「FMシリーズ」を製造していたのが富士通です。
現在はFMという名称はなくなりましたが、大手PCメーカーとして、バラエティに富んだ商品をそろえています。
タブレット、デスクトップ、ノートとバラエティに富んだ機種から選べます。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
300,000円 | 島根県出雲市 | |
350,000円 | 島根県出雲市 | |
370,000円 | 島根県出雲市 | |
460,000円 | 島根県出雲市 | |
478,000円 | 島根県出雲市 | |
530,000円 | 島根県出雲市 | |
670,000円 | 島根県出雲市 | |
700,000円 | 島根県出雲市 | |
855,000円 | 島根県出雲市 | |
880,000円 | 島根県出雲市 | |
1,024,000円 | 島根県出雲市 | |
1,040,000円 | 島根県出雲市 | |
1,080,000円 | 島根県出雲市 | |
1,184,000円 | 島根県出雲市 |
各機種の概要はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べる富士通のパソコンは?
パナソニック
ノートパソコンなら「レッツノート」というほど、根強いファンを持つパナソニックのノートパソコンシリーズ「レッツノート」が期間限定でふるさと納税の返礼品に復活しました。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
1,100,000円 | 兵庫県神戸市 | |
1,100,000円 | 兵庫県神戸市 |
概要はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるパナソニックのパソコンは?
フロンティア
フロンティアはもともと山口県柳井市に本社を置いていた株式会社KOUJIRO(フロンティア神代)によって製造されていたBTOパソコンのブランド名でした。
ビジネス向けパソコンからゲーミングPCまで幅広く販売しています。
現在はヤマダ電機の100%子会社であるインバースネット株式会社がKOUJIROから事業を継承して運営していますが、拠点は今も柳井市に置かれており、柳井市の工場で生産されています。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
FRBSB5222HHB スリムデスクトップパソコン | 374,000円 | 山口県柳井市 |
FRBSB5222PHB スリムデスクトップパソコン | 393,000円 | 山口県柳井市 |
FRBSB7222HHB スリムデスクトップパソコン | 437,000円 | 山口県柳井市 |
FRBSB7222PHB スリムデスクトップパソコン | 451,000円 | 山口県柳井市 |
FRCD7222HHB コンパクトデスクトップパソコン | 477,000円 | 山口県柳井市 |
FRCD7222PHB コンパクトデスクトップパソコン | 495,000円 | 山口県柳井市 |
FRBSB9223HHB スリムデスクトップパソコン | 514,000円 | 山口県柳井市 |
FRBSB9223PHB スリムデスクトップパソコン | 532,000円 | 山口県柳井市 |
FRGX7223HHB ゲーミングデスクトップパソコン | 572,000円 | 山口県柳井市 |
FRGX7223PHB ゲーミングデスクトップパソコン | 591,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC3222HHB スタンダードノートパソコン | 437,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC3222PHB スタンダードノートパソコン | 455,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC5222HHB スタンダードノートパソコン | 462,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC5222PHB スタンダードノートパソコン | 481,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC5223HHB スタンダードノートパソコン | 481,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC5223PHB スタンダードノートパソコン | 499,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC7222HHB スタンダードノートパソコン | 506,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC7222PHB スタンダードノートパソコン | 521,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC7223HHB スタンダードノートパソコン | 525,000円 | 山口県柳井市 |
FRNLC7223PHB スタンダードノートパソコン | 543,000円 | 山口県柳井市 |
FRLN7233HHB ゲーミングノートパソコン | 697,000円 | 山口県柳井市 |
FRLN7233PHB ゲーミングノートパソコン | 715,000円 | 山口県柳井市 |
FRZN7233HHB ゲーミングノートパソコン | 910,000円 | 山口県柳井市 |
FRZN7233PHB ゲーミングノートパソコン | 928,000円 | 山口県柳井市 |
各機種の概要はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるフロンティアのパソコンは?
アイリスオーヤマ
お手頃価格の家電製品を次々に市場に投入しているアイリスオーヤマが安価なタブレットを発売したときは話題になりました。その話題のタブレットがふるさと納税の返礼品として選べるようになりました。
機種名 | 寄附金額 | 自治体 |
---|---|---|
タブレット10インチ(ODIN)TM101N1-B グレー | 94,000円 | 宮城県大河原町 |
各機種の概要はこちらの記事をご覧ください。
→ふるさと納税の返礼品として選べるアイリスオーヤマのタブレットは?
どの機種がいい?おすすめのパソコンの選び方
ふるさと納税で選べるパソコンがこれだけあるなかで、どの機種を選ぼうか迷われたときにおすすめのパソコンの選び方をご紹介します。
使い方に合わせてパソコンの種類を決める
最初に決めるのは、パソコンの種類です。
大きく分けてデスクトップ、ノート、タブレットのなかから、どの種類のパソコンがご自身が予定している使い方にあっているのかを考えます。
家やオフィスで決まって置ける場所があり、持ち運びを考える必要がないなら、コストパフォーマンス的にはデスクトップがおすすめです。
デスクトップは、キーボードやディスプレイがノートよりも大きなサイズになるので、パソコンの操作に慣れていない方にもおすすめです。
逆に、家の内外で持ち運んで使いたい場合は、ノートパソコンかタブレットのどちらかになります。
外でもキーボードを使って仕事に使いたければノートパソコンがおすすめですし、ウェブサイトや動画、文書の閲覧程度でよければタブレットがコンパクトで持ち運びも楽なのでおすすめです。
ノートパソコンの場合はディスプレイサイズを決める
ノートパソコンでは、ディスプレイサイズを決める必要があります。
ディスプレイサイズは10.1~17.3インチまで幅広く揃っていますが、パソコン自体のサイズはディスプレイに左右されるので、主な使い方を決めればサイズは自然に決まってきます。
持ち運び前提のモバイル用途を考えると、大きさと重量を考慮して14.1インチ程度が上限だと思います。
15.6型でも持ち運びできないわけではありませんが、重量があるのと大抵のバッグに収まらないのでおすすめはできません。
CPUを決める
次はCPUのグレードを決めます。グレードが高いものほど処理速度が速くなります。
今から新しくパソコンを入手するなら、できれば、Intel Core i5以上のCPUを選ぶことをおすすめします。
ウェブサイトや動画の閲覧が中心ならCeleronでよいと言われますが、実際には起動にも様々な処理にもCore i5シリーズなど上位のCPUと比べると、体感速度も大きく違います。
ですので、予算が許すならCore i5以上のCPUを搭載するパソコンがおすすめです。
メモリを決める
メモリもパソコンの処理速度に大きく影響する部品の一つで、容量が大きいほど一度に実行できる作業量が増えます。
安いPCでは4GBのものがありますが、何をやってもストレスを感じる場面があると思います。
ですので、最低でも8GBは欲しいところです。
ストレージを決める
データを記憶しておくためのストレージは大きいに越したことはありません。
しかし、ノートパソコンの場合は容量が大きいと価格がとても高くなるため、サブマシンとして文書やインターネットの閲覧が主な使い方になる場合は、64GBでも大丈夫だと思います。
もし、大容量が必要ならコンパクトタイプの外付けハードディスクを用意するほうが経済的です。
(外付けハードディスクもふるさと納税で選べます)
付属ソフトウェアを決める
ふるさと納税の返礼品になっているパソコンには、Microsoft Officeあるいはその互換ソフト(オフィス系ソフト)があらかじめインストールされているものがあります。
いくつかの返礼品では、オフィスソフトの有無を選ぶことができます。
当然、オフィスソフト付きのほうが当然寄附金額は高くなりますし、差額は後からOfficeを購入するよりも大きくなりますが、インストールが面倒だったりやり方がよくわからなかったりするときは、あらかじめインストールされたものを選ぶとよいと思います。
還元率が気になる方向けの算出方法
還元率が気になる方は、下記各メーカーの直営オンラインショップで返礼品と同一構成のモデルを作成し、その見積価格を元にして算出すると正確な数字が出せます。
また、オンラインショップではすでに販売が終了しているモデルの場合は、価格.comの価格履歴を参照するとおおよその目安が分かります。
ソニーストア
マウスコンピューターNEC Direct(NECダイレクト)
レノボ公式オンラインショッピング
エプソンダイレクト
ドスパラ
富士通 WEB MARTレッツノート 公式ストア
フロンティアオンラインショップ
ふるさと納税でパソコンがもらえるふるさと納税サイト
ふるさと納税の認知度が高くなるにつれて、ふるさと納税サイトの数も増え、大小合わせるとすべての数を把握できないほどになっています。
しかし、パソコンや周辺機器を返礼品として扱っているサイトは限られています。
主なサイトは以下の通りです。
ふるなび
ふるなびは家電製品の品ぞろえでは一番のふるさと納税サイトです。
新しいパソコンや家電製品の返礼品を探すなら、
ふるなびでは、ふるさと納税の返礼品になっているパソコンのうちフロンティア以外のパソコンを選べます。
ふるさとプレミアム
ふるさとプレミアムでは、マウスコンピューターのパソコンを選ぶことができます。
ふるさとプレミアムで申し込み可能なパソコンの返礼品一覧を見る
ふるさとプレミアムでは現在大変魅力的な還元キャンペーンを2つ実施中です。
2022年8月1日00:00〜8月31日23:59まで、Amazonギフト券寄付額の最大13%分プレゼントキャンペーンを実施中です。
期間中に、ふるさとプレミアムへの無料会員登録とキャンペーンにエントリーすると、寄附金額の最大13%分のAmazonギフト券がもれなくもらえます!
エントリー方法など詳しくはこちらをご覧ください。
↓
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楽天ふるさと納税
楽天ふるさと納税では、サードウェーブ、マウスコンピューターに加えて、富士通、VAIO、エプソンダイレクト、パナソニックも選べるようになりました。
楽天ふるさと納税で寄附をするなら楽天カードが断然お得です。
→楽天カード新規入会キャンペーン
お買い物マラソン時は買いまわりショップ対象になりますし、楽天カードを使うと、5のつく日、0のつく日、イーグルスやヴィッセル神戸、FCバルセロナ勝利時などポイントがアップする機会が多数あるのでおすすめです。
さとふる
さとふるでは、フロンティアブランドのパソコンが選べるようになりました。
au PAYふるさと納税
au PAYふるさと納税では、アイリスオーヤマ製のタブレットのみを選べます。
au PAYふるさと納税のふるさと納税返礼品として選べるタブレットを見る
au PAYふるさと納税で実施中のキャンペーンについては下記のページをご覧ください。
ふるさと納税でパソコンをもらうために必要な年収とは?
パソコンは返礼品のなかでも高額な部類に入ります。
一番安いものでも寄附金額が10万円を超えているということは、少なくともご自身の寄附限度額が10万円を超えない限り、自己負担が2000円を超えることになります。
今回ご紹介しているパソコンの寄附金額が、7.3万円~120万円となっていますので、寄附金額の上限が7.6万円および120万円となる年収の目安を、こちらのかんたんシミュレーターで調べました。
結果は下の表をご覧ください。
ただし、目安は給与所得者の場合で、個人事業主の場合は額が異なることをご了承ください。
限度額 | 独身又は共働き※1 | 夫婦※2又は 共働き+子1人 (高校生※3) | 共働き+子1人 (大学生※3) | 夫婦+子1人 (高校生) | 共働き+子2人 (大学生と高校生) | 夫婦+子2人 (大学生と高校生) |
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7.3万円 | 542万円 | 592万円 | 610万円 | 642万円 | 660万円 | 703万円 |
199万円 | 4806万円 | 4839万円 | 4866万円 | 4887万円 | 4899万円 | 4932万円 |
※1:「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が、配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が201万6千円以上の場合)
※2:「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。(ふるさと納税を行う方本人が配偶者控除を受けている場合)
※3:「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。
※4:中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。
まとめ
ふるさと納税の返礼品としてもらえるパソコンは台数が限られています。希望とマッチする製品を見つけたら早目の手続きをおすすめします。
これまでの実績から、地元工場で生産されたパソコンは返礼品にしてもよいとお墨付きが出たようなものですので、今後パソコンの返礼品を提供する自治体がさらに増えるかもしれません。
パソコンの返礼品情報は今後少なくとも月一回、月初に更新しますので、このページをブックマークしていただいて時々チェックしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。